- じゅくし
- I
じゅくし【熟思】十分に考えること。 よく考えをめぐらすこと。II
「先生之を聞て~する/浮城物語(竜渓)」
じゅくし【熟柿】(1)よく熟した柿。 じゅくしがき。 ﹝季﹞秋。 《~吸ふ幸福さうな頬をもち/山口青邨》(2)熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように, 気長に時機が来るのを待つことにいう語。III「~主義」
じゅくし【熟紙】漉(ス)いたのち, 打って艶(ツヤ)を出したり雲母(キララ)・礬砂(ドウサ)を引いたりして加工した紙。⇔ 素紙IVじゅくし【熟視】じっと見つめること。 凝視。「再び渠(カレ)を~するに/義血侠血(鏡花)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.